もみじの天ぷらが出来るまで
当店ではもみじを木から栽培し、葉は1年以上塩漬けします。
大阪の人は箕面の滝に紅葉を見に行く時に歩きながらぱりぱりと食べた経験のある人が多いと思いますが、そんな大阪人でも知っている人が少ない製造工程をご紹介します。
栽培から出来上がりまで
01栽培と収穫
もみじの葉は、箕面近郊の当店所有の山林にて大切に栽培したものを使用しています。
軸が柔らかい食用の紅葉の葉です。秋の紅葉の時期に緑から黄色に色づくと収穫の始まりです。
※ 現在、一部国内契約農家様の葉も使用しています。
02塩漬け(1年以上)
きれいに水洗いして1年以上、樽で塩漬けにします。
湿度と温度を一定に保ち、一年以上寝かせておいしいもみじにします。
03塩抜き
流水で丁寧に塩抜きをします。
淡い透明感のあるきれいな葉を1枚ずつ形を整えて揃えていきます。
04揚げる
衣をつけて揚げます。
一見簡単そうに見えるのですが、紅葉の葉そのものの形に揚げるのは技術が必要です。
丁寧に油を切り、ぱりっとした食感に仕上げます。
05出来上がり
さあ「もみじの天ぷら」の出来上り!
なんと1年以上の下ごしらえを経て、皆様の前に登場しています。